長谷寺から三輪の山の辺の道へ、神社と甘味と一杯の酒の日帰り旅
朝の長谷寺から三輪へ移り、大神神社から山の辺の道を檜原神社まで歩いた日帰りの記録です。焼き立ての草餅、にゅうめん、最中、そして最後に三輪駅前で飲んだ日本酒まで、食べ歩きも楽しい一日でした。

もともとは、朝から夕方まで長谷寺と明日香村のあたりを回るつもりでした。行きの電車で行き先を調べ直し、長谷寺・大神神社・藤原宮跡・橿原神宮の順に回る計画に変更。結局、長谷寺と三輪で時間を使い切り、藤原宮跡と橿原神宮は次回のお楽しみになりました。
当日の流れは次のとおりです。
- 08:42 長谷寺駅に到着
- 09:00 長谷寺、門前の総本舗白酒屋で草焼き餅
- 10:59 近鉄で長谷寺駅を出発し、桜井駅で JR 万葉まほろば線に乗り換え
- 11:15 三輪駅に到着。大神神社 → 活日神社 → 狭井神社 → 月山日本刀鍛錬道場 記念館 → 山の辺の道 → 檜原神社
- 13:30 千寿亭でにゅうめん
- 14:00 白玉屋榮壽 本店で抹茶とみむろ最中
- 最後に三輪駅前の Cafe 三輪座で日本酒を一杯
長谷寺

9時の開門に合わせて、8時42分に長谷寺駅へ到着しました。駅からは歩いて15分弱です。本堂まではけっこう登るので、歩き慣れていないと少ししんどいかもしれません。

拝観料は500円で、御本尊の特別拝観とのセットは1,300円です(2026年11月時点)。特別拝観では御本尊を真下から見上げることができ、特別感がありました。せっかく訪れるなら、特別拝観がおすすめです。
本堂には清水寺のような舞台があり、そこからの眺めは落ち着く良い景色でした。

この日は「五重寶塔 令和大修復 落慶」と書かれた大きな看板が掲げられ、五重塔の修復の落慶をお祝いする行事があったようで、たくさんのお坊さんが来られていました。
一般の参拝者は少なく、普段は静かなお寺なのかもしれません。大勢のお坊さんの姿には非日常感があり、良い体験になりました。

総本舗白酒屋 本店
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長谷寺をぐるっと一周したあとに、草焼き餅(150円、2026年11月時点)をいただきました。

焼き立てで香ばしく、温かくておいしい。よもぎの苦みとあんこの甘さが、境内を歩き回ったあとにちょうどよく感じました。たくさん食べたくなるほどおいしかったのですが、ぐっと我慢しました。
大神神社

三輪駅からは歩いて向かいました。それほど遠くありません。

拝殿までは松の並ぶ参道で、人も多すぎず、静粛な雰囲気の中を歩けました。大神神社には本殿がなく、拝殿の奥の三輪山そのものを拝みます。

回廊には、大神神社に奉納されたお酒がずらりと並べられていました。

大神神社からは活日神社、狭井神社とそのまま歩いて行けて、さらに山の辺の道を通って玄賓庵、檜原神社まで歩けます。神社がたくさんあるので、お賽銭用の小銭はあらかじめ多めに持っておくと安心です。
活日神社
活日神社は、御祭神の助けで美酒を醸し、崇神天皇に神酒を献じたと伝わる高橋活日命(たかはしいくひのみこと)を祀る神社です。醸造家の聖地として知られ、酒蔵からも酒の神様として参拝されるそうです。
大神神社の回廊にずらりと並んでいた奉納酒と、この酒の神様。帰りに日本酒を買おうと心に誓いました。
狭井神社

狭井神社は大神神社の摂社で、大物主大神の荒魂(あらみたま)を祀り、病気平癒の神様として信仰されています。拝殿の左奥には、三輪山から湧く御神水をいただける薬井戸があります。
近くには展望台があり、奈良盆地(大和平野)を一望できます。遠くに見える大きな鳥居は、離れていてもしっかりと存在感がありました。

月山日本刀鍛錬道場 記念館

山の辺の道を歩く途中で立ち寄りました。人間国宝の刀匠、月山貞一(さだかず)ゆかりの記念館で、展示されている刀はとても綺麗でした。
檜原神社

狭井神社から山の辺の道を進み、玄賓庵を経て檜原神社へ。山の辺の道は雰囲気のいい山の小道で、散歩が楽しい道のりでした。

檜原神社は、伊勢神宮のような独特な造りで、厳かさを感じました。そう感じさせたのは、門のようなもの(三ツ鳥居)でした。檜原神社には本殿も拝殿もなく、この三ツ鳥居を通して三輪山を拝みます。崇神天皇の時代に、天照大神を初めて宮中の外で祀った地と伝わり、「元伊勢」とも呼ばれているそうです。
千寿亭

13時半に入店して、天ぷら付きのにゅうめん(1,300円、2026年11月時点)をいただきました。
いんげんの天ぷらがほくほくでおいしかったです。嫌いではないものの、好んで食べることのなかったいんげんを、初めておいしいと感じました。

白玉屋榮壽 本店
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14時に入店し、名物のみむろ最中に抹茶がついたセット(800円、2026年11月時点)を注文しました。
歩き回ったあとの甘味がおいしく、抹茶の苦みとよく合います。お口直しに出てきた紫蘇のお茶が爽やかで、心地よいひとときでした。

今西酒造 駅前店 Cafe 三輪座
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活日神社で「帰りに日本酒を買おう」と誓っていたので、帰る前に三輪駅前の Cafe 三輪座へ。日本酒を一杯いただきました。
飲んだのは今西酒造の純米大吟醸「三諸杉(みむろすぎ)」、ハーフで800円です(2026年11月時点)。酒のあてにはきゅうりの奈良漬がついてきました。お酒もあても、とてもおいしかったです。この一杯ですっかり満足して、結局お酒は買わずに帰りました。
旅のメモ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 交通 | 行き: 大阪難波から近鉄の快速急行で長谷寺駅へ。長谷寺駅〜桜井駅は近鉄、桜井駅〜三輪駅は JR 万葉まほろば線。三輪駅からは徒歩 |
| 費用(2026年11月時点) | 約 9,400円(電車代 約 3,000円、長谷寺の拝観料 1,300円〈特別拝観とのセット〉、草焼き餅 150円、お賽銭 2,000円弱、にゅうめん〈天ぷら付き〉1,300円、抹茶と最中 800円、日本酒 800円) |
| 持ち物 | 小銭。山の辺の道沿いは神社が多く、お賽銭がすぐ尽きます |
近鉄の快速急行には初めて乗りました。座席が長椅子ではなく、映画館のような一人ずつの椅子だったのには少し驚きました。
ふりかえり
お寺と神社を巡り、合間に草餅やにゅうめん、最中を挟みながら歩いた一日でした。活日神社では「帰りに日本酒を買おう」と誓いましたが、最後に三輪駅前でハーフを一杯飲んで満足し、買わずに帰りました。
お賽銭が 2,000円弱になったのは、それだけ立ち寄る神社が多かったということ。今回は時間が足りずに行けなかった藤原宮跡・橿原神宮・明日香村を、次回はぜひ回りたいと思います。












