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【総括】年収600万・副業なしで7000万円。私が人生で「本当に重要だった」と確信する5つのこと
2026-08-16
はじめに:お金だけを追いかけても、人生は好転しない
ここまで3回にわたり、20代の挫折から30代で資産7000万円に達するまでのリアルな道のりをお話ししてきました。
今回伝えたいのは、テクニックや銘柄選びの話ではありません。 自分が歩んできた道を振り返った時、「これがなかったら絶対に今の自分はない」と断言できる5つの重要テーマです。
資産形成とは、単にお金を増やすゲームではなく、「自分らしい人生を取り戻すプロセス」そのものです。その核心をお伝えします。
1. 本業を捨てない(本気で取り組める状態をつくる)
よく「サラリーマンはオワコンだから副業しよう」「仕事は適当に流して投資に集中しよう」と言われますが、私は本業を捨てるべきではないと考えています。(もちろん、本業はサラリーマンでなくてもよい。)
私自身、元々は技術が好きで今の分野に入りましたが、会社に入ってからは嫌なことばかりで仕事が嫌いになりかけていました。しかし、読書などを通して「仕事を楽しむ努力」「好きになる努力」をしたことで視界が一変しました。
「悪環境だ」「クソみたいな職場だ」と思い込んでいた場所が、実は自分の気の持ちようや向き合い方次第で全く違う景色に見えてきたのです。
仕事は人生の大半の時間を占めます。理想論かもしれませんが、自分のために本気で取り組むこと。そして本気になれる状態を自分で作ること。本業という最大のキャッシュフロー(入金力)を強固にすることは、資産形成の土台です。
2. 自分にとっての「安心できる金額(1000万円)」を貯める
私が30歳で貯めた「1000万円」は、単なる通過点ではなく「心の盾」でした。
ただし、この金額は人それぞれで構いません。重要なのは「自分が心から安心できる金額」を持つことです。
そして、この安心感は「生活コスト(消費)」と密接に結びついています。消費が大きい人は、莫大な金額がないと安心できません。だからこそ消費を抑える努力をして「安心できるハードル」を下げることが重要です。
安心できる資金があると、「最悪いつ辞めてもいい」という圧倒的な余裕が生まれます。 これは適当に働くという意味ではありません。「失敗を恐れず、自分が正しいと思う仕事を本気でやり切る。それで駄目なら諦めがつく」という、本当の意味での挑戦ができるようになるのです。
3. 読書で「自分軸」を作り、ワークとライフを対立させない
読書を通じて手に入れた最大の発想転換は、「仕事をただの金稼ぎの手段と割り切るマインド」を捨てたことです。
(※もちろん、悪質な企業に身を捧げろという意味ではありません)
最近は「ワーク(仕事)」と「ライフ(人生)」を完全に切り離す思想が強いと感じますが、本来「ワークもライフの一部」です。両者は対立するものではなく、人生という大きな枠組みの中に仕事が存在しています。
読書(自己啓発・心理学・哲学)によって自分の価値観(自分軸)が固まると、仕事への向き合い方も「他人の評価」から「自分の成長や納得感」へとシフトし、人生全体の満足度が劇的に上がります。
4. 投資は「退屈」でいい
投資に関しては、余計な欲を出さずに「退屈な王道」を歩むのが一番です。
これから投資を始める方は、ぜひ『敗者のゲーム』や『ウォール街のランダム・ウォーカー』といった名著を読んでみてください。結論として「インデックス投資(オルカンやS&P500等)に淡々と積み立てるのが最適解」だと分かります。
とはいえ、「個別株やトレンド銘柄で一獲千金を狙いたい」という気持ちが芽生えるのも人間です。それ自体を否定はしませんが、やるなら致命傷を負わない範囲にとどめてください。
資産の大部分(コア)をオルカンなどの王道インデックスでガチガチに固め、遊ぶとしてもごく一部(サテライト)にする「コア・サテライト戦略」を徹底することをおすすめします。
5. 生活水準を絶対に上げない
資産が増えても、給料が増えても、生活水準は絶対に上げてはいけません。
収入に合わせて生活レベル(家賃、車、外食など)を上げてしまうと、その高収入に依存し続けることになり、本当の意味での「経済的自立」や「安心」からどんどん遠ざかります。「高コストな生活を維持しないと幸せを感じられない状態」は、お金の奴隷になっているのと変わりません。
生活水準を上げない(固定する)ことこそが、増えた収入をそのまま投資に回す「爆発的な増速エンジン」であり、何があっても揺るがない精神的自由をもたらしてくれます。
おわりに:充実した人生を始めよう
- 本業に自分のために本気で向き合う
- 安心できる種銭をつくり、失敗を恐れず戦う
- 読書で自分軸をつくり、仕事も人生の一部として楽しむ
- 投資は王道インデックスで退屈にこなす
- 生活水準を上げず、精神的自立を守り抜く
この5つの軸があったからこそ、スペックも高くない年収600万円のサラリーマンが、37歳で7000万円という資産と、何物にも代えがたい「心の自由」を手に入れることができました。
お金は目的ではなく、自分らしい人生を送るための「手段」です。 あなたの人生(Life)をどう充実していくか。この記事がその小さな道しるべ(Guide)になれば幸いです。